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歩き続ける時。。。人生色々。。。

新しい人生の旅立ちが始まったと本当に実感する季節となった。


終わりがあれば始まりもある。。。


又良い事もあれば、良くない事もある。


本当に人生というものは、山あり谷ありだと思う。

 



苦あれば楽あり。人生色々と感じる今日この頃だ。


読売新聞の電話取材をお受けした。


ボクの心のアニキ、森田健作知事、初登庁についてだった。


ボクには、政治の事は正直あまり分からない。


ただ。。。


ひとりの人間として、森田さんの最も身近な弟として


話はさせて頂いた。

 


とにかく。。。森田さんご自身が、当確が決定したと同時にボクに話された通り。。これからが第一歩。


寧ろ、、本当にこれからの方が大変だ。


とにかく、気持ちを引き締めて。。自分には、どんな事が出来るか?一歩一歩。。一日一日を大事に歩んで行きたい。


どんな明日が待っているか?


どんな苦難?どんな苦しみ?喜びが待っているのか?


とにかく。。前を向いて、あくまでも前向きな気持ち。。


そういう思いで歩いて行きたい。。。


そう話されていた。

 


その言葉と。。。。


ボクは、記者の方にひと言だけ。。あくまでもボクの思いは話させて頂いた。


諸々、人々や世論。。賛同意見、反対意見色々とあると思う。


だが、森田さんを選んだのは、千葉の皆様なのだ。


森田さんが知事になられた。だから。。何でも公言通りに行くわけでは決してないとも思う。


歩んで行く中で。。人生は色々だと思う。


別に弟分のボクが弱気な発言を代理で話している訳ではない。


これは、あくまでボクの個人的な言葉だ。


こうして欲しい。ああして欲しい。こうなって欲しい。。


様々な理由なり、思いがあって自分達で選んだ方ではないか。。。


どうか。。自分たちの代表。


自分たちの言葉を大きく公の場に届けてくれる、言わばスポーツで
例えても。。

 

自分達の代表!言わば、キャプテンとして選んだのだ。


キャプテンを後押しし支え。。試合をするのは選手。つまり自分たち自身だと思う。


夢を夢で終えらせないよう。。自分たちの選んだキャプテンを信じ。。キャプテンを支持し。。


共に試合をする事が。。共に闘う事がこれからの命運を決めるのだと思う。


森田さんが知事になったから、森田さんならば何でも出来る訳ではないと思う。森田知事と共に歩いて。。歩き続けなくては。。


試合をする前から。。まだ一回戦も始まってはいないのだ。


やっと、スタート位置に着いたばかりなのだ。


知事に選出されて、すぐに森田さんは行動を起こされたではないか。。。


まだ、ウオーミングアップ時から森田健作と言う人は


早速行動を起こされていたではないか。。


共に歩き続けて欲しいと思う。

 


ボクには、姉と二人の弟がいる。


一番下の弟は。。実は、今から21、2年前。。


兄貴であるボクと同じ。。。この芸能界と言う世界に憧れ。。


ボクの門を叩いた。


ボクは、八歳下の実の弟である彼を付き人として雇った事がある。


彼の事は、弟としてではなく。。


芸能界のあくまで先輩として遠慮等なく。。修行をして貰った。


彼は、始めは俳優として夢を見て。。ボクに付いていたのだが。。


ボクに付いているうちに、ボクの音楽部分での方向に興味を持ち始めた。


1年半程過ぎた時に彼はボクに言った。


音楽がやりたい。ミュージシャンとしての京本政樹のようになりたい。もう付き人を卒業して音楽をやらせてほしい。


ボクは。。こう答えた。


音楽をやりたいなら。。方向を変えるのは自身の自由だ。


人間なんだから好きなものに向かって頑張ればいい。


芸能界の先輩として、ひとつだけ言っておく。


付き人をしたら、体験をしたら、お世話をしたらスターになれる。


そんな保証があるなら。。誰だって、この俺だって。。どんな事だって我慢して一年でも二年でも待って頑張る。


そんな保証が存在するなら、そんな幸せな事等ない。


人に付くとか、現場を学ぶと言うのは、あくまで自身を高める為。。その人からあらゆるモノを学んだり。。まねび盗ったり。。


何れ、自分が人の上に立つようになった時でしか。。


今は俺の言葉はわからんかも知れんが。。


お前は音楽をやりたいと言った。。


ミュージシャンになりたいのなら、、そのミュージシャンになる為にお前は何をした?どんな努力をしたんだ?


ギターが弾けるのか?詩を書けるのか?曲を書けるのか?


歌がどれだけ唄えるんだ?


そんな姿、俺は一度だってみた事はない。


夢を見るのはいい。夢を語るのはいい。

 


だから??


いったいどうしろと言うんだ??


俺は亡くなったオヤジに。。やりたい事があるのならバイトでも何でもやって。。


手に入れたいものがあるなら、自分の手で少しのお金でも貯めてみろと言われて育てられた!。。そんな風に生きて来た結果。。。


今の俺がいるし。。今の俺だってまだまだ悩んでいるんだ。


どう生きて行こうか?どう俳優を続けて行けるのか?


どんな曲を書けば認めてもらえる?


ドラマに出て、コンサートやレコードを出させて貰っている俺も
悩んでいるんだ。


自分でお前はどんな努力をしていた?


考えや夢が変わる事は仕方ない。いいじゃないか。。


人間なんだから。。当初の思い描いた通りには人生は進んで行くものでもない。


だから?


俺に何をしろと?


お前は一体何が出来るんだ?


約二年ぶりぐらいで兄弟喧嘩?


年が離れている事もあり、あまり喧嘩等はしたことはない関係であった彼と。。少し真面目な口論となった。


やりたい事があれば。。自分で行動を起こすべし。。


卒業したら何かして貰える?


俳優であっても、付いていたら一度や二度のチャンスはある。


しかし。三度目は?四度目は?


付き人経験があればスターになれる?


例え、仮にデビュー出来たら、絶対スターになれるのか?


では、この人が総理大臣になれば、議員になれば、知事になれば


絶対にこうなる??世の中は上手くいくのか?


絶対にっ!。。。そんな言葉などないのだ。

 


人に全く依存、委ねてみたり。。そんな事はとんでもない。


良い大学に入れば絶対出世する?


絶対に良い会社に入れる?


良い会社に入れば絶対将来は安泰か?


逆に思った学校や、会社に入れなかった人は絶対に不幸になるのか?


考えてみろ。絶対に。。そんな言葉や、事はないはずだ。


どんな結果の人生であろうと。。


その中で、良い人、良き先輩、良き友人に出会ったり。。


これと思う方に共感したり。。感化されたり。。影響を受けたり。。


時に共に歩んだり。。


その為に苦しんだり涙を流したり。。時に笑い合う瞬間と出会えたり。。


人生色々だ。。。。。


自分で考えて行動をしろ!


頑張るなら協力もしよう!しかし、人生に絶対に。。なんて言葉はないんだ。


弟はボクの元を飛び出して行った。


それから。。約二年近く。。ボクは実の弟と一度も会わなかった。


ある時、弟が、ボクの元に訪れた。


そこには、自信に溢れた笑顔の弟の顔があった。


弟は謙虚になっていた。変わっていた。


あれから。。バイト三昧の生活をした事、本当に食べられなかった毎日の事。


やっとの思いで職にも付き。。ギターを買い、ギター教室に自らの手で通い。。歌を作れるようになり。。


人材派遣会社で出会った友人達とバンドを組み、今度。。


小さなライブハウスで歌を唄える事になったという報告であった。


そして。。。アニキの元に居たときが、どれだけうまいものも食え。。良い人にも出会え。。幸せであったかを。。

 


ボクに語る弟が居た。


父親が亡くなった時、弟はまだ10歳にもなっていなかったのだ。


ボクは心から嬉しかった。


ボクも同じような経験をして。。今があるのだ。


そうだ。人生とは。。そんなに甘いものではないのだ。

 



こうだから、ああなる。ああだったら、絶対にこうなる。


絶対にこうなる等と言う保証など誰にもないのだ。


まずは。。。。自分の信じる道を模索する。夢を描く。


そして。。一歩一歩。。歩いて行く努力。


歩き続ける事が。。歩き続ける時が。。大事な時。


後ろを向いていては何も始まらない。


出会った人々に感謝をし。。諦めず自分の道、我が道を歩む。


いつか。。目指すものが見えて来るはずだ。


本当に自分が賭けて見たいと思える事に出会えるのだ。


人生は長く。。そして短いもの。


悔いのない自分の明日を夢見て。。。自分(我)を大きく持って生きたいものだ。


ボクは、弟の出演したライブに、そっと顔を出した。


頑張って自作の歌を唄う弟の姿に目頭が熱くなった。。。


そんな弟にボクは、一曲歌をプレゼントした。


「歩き続ける時」


その歌を唄い。。弟のバンドは、あるコンテストに入賞をした。


報告をする弟の喜ぶ顔を忘れない。


しかし。。弟はその後、身体を少し悪くし。。


東京を離れた。


自身の描いた夢とは、現在は違う夢を描いて日々を暮らし歩いている。


元気そうな声を聞く度に。。幸せな瞬間がある。


森田さんのニュースが流れる度。。


もう一人の。。森田さんの後輩とも言える、同じ青春スターの方が。。


息子さんの事で涙を流されていた。


本当に人生は色々だと胸が締め付けられる思いであった。


事件を起こした息子さんにも。。絶対に立ち直って欲しいと思う。


失うものも多いであろう。償いは償いとして。。きっと
やり直せるはずなんだと。。。切に幸せを願う。

 


ご両親のお気持ちを考えると。。いたたまれない思いにかられる。


早く、その方の、ご家族の、いつもの爽やかな笑顔を見たい。


頑張って生きて行くには本当に様々な事があるものだ。


ボクは。。50歳で鎧兜で300メートルは走らされるのだ。


人生は辛く苦しく。。。


でも。。。捨てたものでもない。


大キライなタケノコだって、食ってみればウマイじゃないかっ!


生きているから。。人生はおもろいのだっ!