Speak

今日はホワイトデーかっ!KEEP ON DREAMING あの頃のボク。。

かなり懐かしい音源を聞いてしまった。。。。

あっ!その前に言っておくがボクのはブログではない。
あくまで。。SPEAKだ!←どこが違うのかと聞かれても。。わからんっ(爆)だが、とにかく、自由な話なのだ。長いとか短いとか関係ない。(爆)



本当に懐かしい。。

ほぼ、自分の中でも忘れかけていたのか?

故意に自身の中にしまい込んでしまっていたものなのか?。。。

あの頃の事が鮮明に蘇ったのだ。

ボクは、このSPEAKの中で。。可愛がっている後輩達に

いつもエールを送っているが。。。。

 

本当に頑張っている。未来ある後輩達の気持ちや、心の葛藤が。。あの頃の自身に重なる部分があり、いたく共感出来るからこその
エールや言葉を。。おせっかいな事とは思いつつ。。投げかけてしまう。

以前、必殺仕事人出演の前後には小さなライブ会場から始まり、
仕事人途中、又仕事人を終える頃には随分とシンガーソングライター。。アーティストとして、多くのアルバムやシングルをリリースし。。。

とにかく。。役者としてもシンガーソングライターとしても順風満帆。。大ホールでのコンサートまで。。

夢を見ていたことが本当に現実の出来事として自身の身に降り注ぎ。。今思えば、無我夢中ながら。。幸せな日々であったと思うと語った。

23歳から26歳頃の出来事だ。

しかし、真実は、人生の流れと言うものは、そんなに甘いものではないのだ。。。

もちろん、周りから引き起こされてしまう事、自身の手により自分自身の身を危機に晒してしまう事。。人生とは様々だと思う。

ボクの場合は。。どちらかというと後者??

細かい事は語るまい。自身の心の問題だからだ。

 

とにもかくにも、あの頃のボクはある事がどうしても許せなかった。。。

今思えば。。大した事ではなかったのかも知れない。若さ故、突っ走ってしまった事とも言える。

申し訳なかったと反省している部分さえあるのだ。

逆に今は、寧ろ感謝している部分が多分にある。。。

しかし。。いつも言うように、これも結果、必然だったのだとボクは思っている。

何故なら。。それらのことがあり、現在の自分、人間関係、環境に出会う事が出来ているのだから。。。

後悔等。。今は何もしてはいない。

だが。。やはりあの頃の自分はやはり違ったと思う。

後悔もしていただろう。強がっていても焦ってもいたはずだ。

ボクは、仕事人の人気絶頂のさなかに所属事務所を辞めると言う、本当に今考えてもかなりの無茶な行動をしたのだ。

もう、言い出した限り引き返せなかった。

 

どうしようもなかったのも事実だ。心の中では誰かに助けて貰いたかったに違いない。。。

ボクは、まだ26歳になったばかりであったのだから。。。

ある朝起きたら。。知らぬ間に必殺の降板は決まっており。。

 

 

ボクの、それまでやってきたラジオ番組、テレビのレギュラー番組の数々は。。。夢のような出来事は一瞬に消えて無くなっていた。

 

 


藤田まことさんや。。親しくさせて頂いていた先輩方からは本当に暖かい言葉をかけて頂いた。本当に感謝している。

必殺の石原興カメラマン(現、監督)にも撮影所の片隅で声を掛けて頂き。。説得もされた。

だが。。本当にあの頃の若さ、甘さはどうにもならない。

 

ボクは。。不安ながらも突っ走ってしまったのだ。

元々ポジティブだったボクは。。物事を。。前向きに前向きに考え。。。ホント!自分に言い聞かせながら前を歩く事だけを考えていた。

だが。。。世の中、それ程甘いものではないのだ。

人気絶頂期。それこそ26年経った今でも必殺!必殺!と言われるボクだ。

 

確かに当時のボク演ずる組紐屋の竜人気は、自分で言うのも恥ずかしいが。。無敵なものだったのかも知れない。

 

ところが。。ある朝起きたら。。全てが消えて無くなった。

 

 

ファンの方には、本当に申し訳ない事をしたと感じる。

映画,必殺IIIで、竜は無惨な死を遂げたのだ。

今でこそ。。本当は生きているのでは?などと。。ボクも語るし。。

竜の死に顔そのものは映像には残っていないだけに。。

そう解釈も確かに出来る事は事実だ。

 

 

 

だが、真実は。。本当にボクの手にした台本には竜の死骸を。。雨に打たれ。。呆然と見つめる加代(鮎川いずみさん)というト書きがあり。。事実、撮影もされたのだ。

 

 

本編で、それらがカットされたのは。。本当にファンの方々の応援、声援の賜物だったと思う。

 

ボクは。。その時のボクは。。

それでも、気丈に明るく振る舞っていた。

 

事実は。。。ボクは台本を見るまで、殉職を知らされてはいなかったのだから。。。

それこそ。。ボクの心は茫然自失であった。

しかし。。決して表面には、その悔しい気持ちは表には出さなかった。自身で招いてしまった事だ。

あくまでも。。先をみて。。未来に夢を馳せ。。

とにかく。。仕事を終え、次なる明日(未来)に羽ばたく事。

 

いつの日か、またこの撮影所に帰って来る。気心の知れたボクを育てて下さったスタッフと仕事が出来るよう頑張るのみ。。。

前を向き、その事だけを考えていた。

しかし。。現実はそれ程、ドラマや小説程、甘くはない。

ボクは。。。必殺を卒業と同時に全てを失った。。。

 

 

お金も。。仕事も。。まだ、26歳になったばかりであった。

 

 

所属事務所、マネージャーさえも居なくなった。

 

ただ一人。。。音楽の友。。堀口ノア(現在の上杉勝也)だけが。。ボクの相棒として側に居てくれた。

 

レコード会社(ビクターインビテーション)は、唯一、契約を続行してくれた。

 

コンスタントに何万枚かはレコードが売れていたからだ。

これも。。皆様のお陰だと感じている。本当に感謝だ。

ボク、組紐の竜は。。まずは銀行に借金を申し入れた。

 

幸いにも人気の出ていたボクに先行投資で。。知人に保証人になって頂き。。(この方には返済も済ませ。。今でも仲良くさせて頂いている。。命の恩人だ、本当に本当に感謝だ)個人事務所を設立し、代表になった。

 

若干26歳で芸能事務所の社長職だ。

 

それまで、大ホールでコンサート、映画を満杯にしていたボク。

 

組紐屋の竜は。。自作の持ち歌を持って、、僅か。。何十万の為に。。

居酒屋や、温泉ランドで唄った事さえある。

個人事務所の家賃や経費、生活費はいるのだ。

銀行から借金をしたボクだ。

 

何十万は、、ようやく月々の足しになる程度ではあったのだが。。。頑張るしかなかった。

 

ノアの給料も払わなくてはいけない。ノアは自分自身の音楽活動を、その時期犠牲にし。。時には、ボクの付き人までして。。

ボクに力を貸してくれた。本当に本当に感謝をしている。

今でもボクの力強い相棒だ。

 

しかしながら。。ノアには当然、マネージャー経験などない。

立ち上げたばかりでの事務所に来た仕事依頼の電話を。まずはボク自身が取り。。。用件を、依頼内容をボクが聞いてから。。

 

彼に、、それを説明し。。。どうするのかを話し合い。。作戦をたて。。彼がスーツを着込み。。局に出向いた。

頭が痛かったのは。。電話口で京本政樹本人が、まさか出ていないと思う相手が、、かなりボク自身の批評をする時だ。

ボクは。。自身の事ながら。。ペコペコと京本に伝えておきますと。。。相手に、謝り続けた事もあった。。今思えば。。そのお陰で??随分と打たれ強くなったと思う。。。

聞く耳も持てるようになった。表向きだけではない、人の本心という本質も考えるようになった。

そんな厳しい毎日が続く中だったが。。。。

マスコミは新聞や、雑誌等で、京本政樹社長業にも大忙し等と書き立てた。。

 

ボク自身も率先と取材に応じた。

必殺を終えたばかりのボクだ。

世間からは、本当に順風満帆に見えていただろうと思う。。

ボクは、、いたって、涼しい顔を心掛けた。

それまでのファンクラブも一旦、閉鎖された。

それまでの所属事務所からは当然のごとく名簿等貰う事は出来なかった。

ボクはノアと相談し。。

一世一代の勝負に出た。

新たなるファンクラブを結成すべく。。

又。。。新たなる自身の気持ちをボクの口からファンの皆様に語るべく。。

 

当然のことながら。。大きな事など出来ない。お金も掛かる。

昨日までの大ホールでのコンサートから一転。。

元の小規模なライブ活動を計画したのだ。

自らの手でチラシもデザインし、印刷にまわした。

京本政樹 青春and Again。。いささか今思えば森田健作さん的な発想のタイトルのライブだ。(笑)

 

 


幸いにも、、世間では人気絶頂の折り。。

小規模ながらも。。東京、大阪、名古屋と。。

一日二回の公演。

全国からかなりの方が駆けつけて下さった。

又、元のファンクラブ。いや、それまでより、より絆が深まった、

より身近かな。。ファンクラブがそうして結成されたのだ。

ファンの方々との触れ合いも精力的に行った。

白樺湖において。。ファン自らがが手伝ってくれた集いもあった。

 

 


(白樺湖ファンの集いにて、ボクと相棒のノア。)

本当に懐かしい限りだ。この時、まだボクは必殺で折った足をまだ完全完治していなかったと思う。本当に感謝だ。

テレビでは。。ほぼ、それから二年間以上の間。。来る仕事は殆ど全てをお受けし。。こなし続けた。断る事等、選んでいる場合ではなかった。とにかく有り難かったのだ。ボクはテレビに出まくった。

ボクは。。吉本の舞台にまで立ったのだ。なんば花月だ。(笑)

組紐屋の竜が。。吉本新喜劇の舞台だ。。。

ビートたけしさん、桂三枝さん、故人 横山ノックさん。

鶴瓶さん、鶴太郎さん。。さんまさん、タモリさん等には。。

本当に。。彼らの持つ冠番組で。。随分と個人的に助けて頂いた。

本当に感謝だ。

 

こうして。。現在、俳優のみならず。。バラエティー出演のノウハウ。。が、未熟ながらも分かるようになったのは。。

それらの事が全て。。25年近く経った今生かされているからだ。

 

ある時期、司会業にまで手を出した事もある。

結果。自分の看板番組も持てるようにまでなったのだ。

本当に。。それからも右往左往色んな事があった。

人生は全て、必然だ!

自身で招いた事であれ。偶然であれ。仕組まれた事であれ。。

たまたまそうなってしまった事であれだ。。。

全てが、必然なのだとボクは思うのだ!

誰が悪い訳もないのだ。

反対に自分が出演出来なくなった番組が潰れる事だってあるではないか。

全てが。。必然なのだと思う。

 

ボクは。。。少しでも。。

そのような自身の経験、観点、視点から

自分が可愛がっている。。一人でも多くの後輩達の見本、道標となれるよう。。おせっかいと言われようが。。(苦笑)

 

これからも進みたい、歩み続けたい。微力ながらも、そう考えている。本当にそう思うのだ。

 

ボクが、先輩達からそうして頂いたように。。。

 

 

よく、たいぴー(藤ヶ谷太輔君)の名を出すが。。

ボクは、「下北サンデーズ」と言うドラマで彼と出会い、今日がある。

今では、彼は。。ジャニーズJr.のお兄さん的な存在だ。

彼の仲間である、キスマイやA.B.C-Zのメンバーなども皆そうだ。彼らとも面識があるが、皆本当に頑張っていると心から思う。スゴイと思う。

我々俳優皆、それぞれにそうだとは思うが。。彼ら、ジャニーズの頑張りは半端ではない。本当に拝見していて感じるのだ。

基礎訓練、技の鍛錬、精神力、礼儀作法は半端ではないと思う。

いつも言うように。。彼らも、あの頃のボクと同じ。。

日々本当に必死に葛藤。頑張っているのだ。

彼らなりの悩みや不安も一杯抱えているのだと思う。

既にデビューしている滝沢秀明君、山下智久君や、田中聖君、手越祐也君等においてもそうだと思うのだ。。

それは。。現在のボクでさえも同じだからだ。。

皆、一杯一杯。。。度合い、内容は人それぞれに違えども、悩みは尽きないのだと思う。

(だからこそ、先日のたいぴーの舞台決定報告等は、本当に心から嬉しく思う。頑張って欲しいと願うばかりだ。(微笑)とにかくっ頑張れっ!)

 

 

一般社会に置き換えても、それは同じだ。普通の生活をしている方、学生さん、サラリーマン、OLさん、学校の先生方、公務員さんなどででさえ、皆そうだ。

僕たちの悩みとは種類が違うとは思うけれど。。。

しかし。。。人間、皆悩んでいるのだ。

そして。。人は悩んで大きくなる。

時に挫折し。。違う道を歩く者。又は間違った方向に進んでしまう人間もいるのも確かだ。

 

少しでも多くの後輩達に経験を伝えてあげたいと思う。

人間、時に長いものに巻かれる事も必要だ。

思う通りに行かない事の方が寧ろ多い。。。

だが、一生一度の人生なのも確かだ。とにかく自分の気持ちを大切に。。時に流れに巻かれながらも。。やはり、自分の思う道を歩く事が大切だ。自身で決断する事が最善だ。

夢を見る事は大切なのだ。

 

しかし、現実は甘くはない。どんな明日が待ち受けているか?

 

結果は自身で受け止めるしかないのだ。

 

悔やんでいても、振り向いてばかり居ても仕方がないだろ?

必ず。。明日(未来)はやって来るのだから。。。

人間、そして。。一人では生きて行けない。

微力ながら、少しでも力になれていれば。。幸いだと思う。

 

 

先輩、経験者は語るだっ。

 

 

 

 

この曲を見つけた。古いテープだっ。

独立劇、真っただ中の自分の気持ちを素直に書いている。唄っていると思う。

25年以上経った今。。それを改めて感じたのだ。

拙い歌、四半世紀前のライブテープ音源ではあるが。。

ちょっと、昔の自分を思い出し感動?をしてしまった←自分でかっ(爆)

 

 

初心忘るべからずとは。。本当に心に沁みる言葉だ!

皆!!頑張れ!!!

ボクも頑張るのだっ!!!



KEEP ON DREAMING

自分だけの人生!自分だけの愛(明日)や、夢を守り抜け~♪♪!!!←久しぶりに真面目に語ってしまった。(爆)

 


「青春andAgain」ツアーにて、KEEP ON DREAMING熱唱中のボク。

 

ボクからのホワイトデーだっ(爆)!!!!!←疲れた。。

 

 

 

 



あっ!!又ガッツ石松さんの話忘れてた。←ホントに自由気ままなボク。