Speak

一睡も、、、出来なかった。

本当に、悲しい。


この時が、、このような瞬間が、こんなにも早く訪れようとは。。


人生そのもの。


現在(いま)この瞬間瞬間、生きるという事そのものが。。如何に大切なことであるのか、、、


人生には、必ずや儚き終わりがやってくるのか。。。


散って逝く時が必ずや来るのかと。。。


あの頃、現在の僕の年齢であったであろう藤田さんを知っている僕にとっては本当に、人生そのものを考えてしまう一日であった。


残されたご遺族のお気持ちを思うと、本当に胸が痛む。


悲しい。淋しい。。。


皆様には本当にお気遣い頂き、深く感謝の気持ちで一杯です。


有り難うございます。


どうしても、、まだ、現実を受け入れる事が出来ない自分がいて、


本当にどうしようもない思いです。

 


同じ仕事人仲間である


「鍛冶屋の政」こと村上弘明さんからも


又、2009年版仕事人の「花御殿のお菊」こと和久井映見さんからも


ロスに滞在中の真田広之さんからまでも国際電話を頂き。。

 


無念な、この思いをぶつけあい、、、


時に厳しくも僕たちを温かく支えて下さった藤田さんの優しさ、温かさ、あの笑顔。


笑い声、、思い出を話すうち、、


心が温かくなるようなあの、当時から現在に至る、、師匠藤田まことさんの温かい言葉、優しさ、思い出話に、本当に胸が一杯になった。。。。。

 


僕にとっては、本当に。。四半世紀もの間、師匠として、時に父親のように


温かく、、いつも見守って下さった方であった。


本当に本当に大事な方だった。

 


今日までの京本政樹があるのも「必殺仕事人」あってこそ。


しいては、、藤田まことさんあっての事だと思う。


本当に本当に感謝の気持ちで一杯です。

 


安らかに、、、


天国で、、いや、藤田さんの大好きだったハワイへでも行って


ゆっくりと休まれる事を。。。


本当に仕事人間だった藤田さん、、、

 


優しくて素敵でダンディーな藤田さん。。。。


いつもいつも、、心配して声を掛けて下さった心の師匠。


もう一度だけ、、、

 


本当にもう一度だけ。。。

 


組紐屋の竜として

 


「おい!八丁堀。久し振りだなあ」

 


「おう!組紐屋。おめえこそ、、生きてやがったのかい?まったく、、しぶてえ野郎だなあ」

 


そんな台詞を交わしたかった。

 


本当に無念でなりません。

 


「心に残る仕事人は?って聞かれたから「組紐屋の竜」って答えておいたぞ。」


あの時の、、あの、、お電話は、、本当に忘れません。

 

 


本当に本当に、、お気遣いのお気持ちが。。。心から嬉しかった。


本当にありがとうございました。

 

 


皆様、、、温かいお言葉の数々ありがとうございました。


「政」とも話したのですが、、藤田さんからいただいた沢山の教え。

 


継いで生きたいと思う。伝承して行かねばと心から思う。

 


ご冥福を心よりお祈りします。

 

 


京本政樹