昨晩の闇討ち!!
結構、皆様ツボだったようで。。何よりです(爆)
闇の道と言えば。。最後の最後まで必殺仕事人の挿入歌、
やはりボクが作詞作曲をした、「哀しみ色の・・・」
と、どちらをA面(←レコード時代、昔はこういう言い方をしたのだ)にするかで。。
レコード会社で結構、論議になった事を思い出す。
レコーディングはセカンドアルバムのテンプテーション
(あざやかな誘惑)やはりボクが全作詞作曲を担当←デビューアルバムより。。
かなりロックテイストが強いアルバムだ。
それと、平行して全く別テイストの必殺仕事人V挿入歌の
歌作り、アレンジ、歌入れ。。レコーデイングをしていた事を思い出していた。(ボクは23歳だった)
この時。。。まだ、当然必殺の撮影は始まっていない。
実は、必殺のプロデューサーの桜井さんがボクに、京本君には
「かんざしの秀(三田村邦彦さん)のように黒い衣装を着て走ってもらうから」と言われていた。。。。
思えば、ボクが政で、政が竜だったという事もあり得た訳だ。
そう言う風に考えれば。。花屋の政の政は。。
ボクの政樹の政だもんなあああ(爆)←ない話ではないような?
必殺こぼれ話は。。。思えば色々ある。(又何れ。。(微笑))
いやっ、ちょっとそのアタリを思い出していた本日。。。
人間疲れが溜まり過ぎると中々深い眠りにつけぬもので。。(汗)
あっ!そうそう!秀の様に走れと言われていたので。。
ボクは。。。「獣ひとり」という、かなり平尾先生の作られた荒野の果てに近いウエスタン(ひと夜花とは違うテイストで、もっと激しい曲調だった)ぽい曲も仕上げていたのだ。ボクの頭の中には残っている。
思えば。。。23歳から25歳ぐらいまでに、かなりの楽曲を必殺には書いていたもんだ。自分でも褒めてやりたい気持ちになった50歳の今日この頃だった。。(微笑)
で、結局。。さっきのA面、B面の話だが。。
皆さんご存知の組紐屋の竜。。。静のキャラクターをボクは演じる事に決まり。。。
山内久司さんの逆転の発想によるものらしい。。(ボクの八犬伝でのカツラ姿が発想を変えるきっかけになったとの事。)
そして。。だったら。。やはり、哀愁を込めた曲調、歌詞の内容と言う事になり。。哀しみ色の。。かな?
と、シングルのA面、挿入歌はそちらに決まった。
ボク自身は当時まだ演歌色に対して????という自身の気持ちもあり。。。(笑)←まだ23歳だったもので。。(汗)
自分が本来目指す方向ともズレがあると感じていたのも事実。
正直言うと。。闇の道~♪と、コブシをまわし過ぎてねえっ?
という思いもあり。。。(爆)←自分でまわしておいて誠に申し訳ないが(笑)←作家、プロデューサーとしては正しかったのだが。
いささか。。拒絶反応があったのだと思う。。。
今だから言える事だが。。。
どちらかと言うと。。。
仕事人の挿入歌としてアレンジ的にもボクも大谷和夫さんも
「闇の道」に力が入っていたように思う!!
今聞くと。。闇の道は、哀しみ色の以上に。。かなりの必殺テイストが満載の仕掛けを施してあり。。。。
充分二人ともその気だったのだと言うのが本心だ。
後の激闘編のアレンジテイストにかなり。。それらが生かされていると思うからだ。
大谷さんとボクの自室で。。平尾先生。竜崎先生の曲調やアレンジを聞きまくり。。研究し。。語りあって作った日々が懐かしい。。。
大谷さんは昨年。。惜しくも突然他界されてしまった。
ボクの25周年の時は久しぶりにタッグを組み、凄くお世話になった。
写真集!必殺!ザ!美剣士にボクのバンドリーダーを勤めて頂いた大谷和夫さんの笑顔が映っている。
大谷さんは30周年!京本またガツンとやろうな!!そう楽しみに語っておられた。。。
又、せめて。。いつか?ノアと音楽を思いっきり、、頑張る日を目指し精進する事。
それが。。大谷さんへの感謝の気持ちと考えている。。。感謝。
こうして。。ボク自身、色々な事をやらせていただいている
お陰で。。忙しさにも紛れ。。。
忘れかけていた大事な事、自分の中から出て来た子供たち(歌)だ。。。
Discographyや、Galleryなど。。
A君やラセツナスタッフの皆さんが頑張って下さっているお陰もあり。。。
あの頃。。純粋に音楽少年だった頃の自分の分身に再会する事が出来た。
本当に。。感謝だ。ありがとう!!
音楽は、やはり素晴しいと思う。
それに。。自分が作って来たとなれば。。この上ない愛しさもある。。
しかし。。俳優とシンガーソングライター、二足も三足もの草蛙を履いてしまった事には何ら後悔はない!!
こうして。。必殺や今再放送で話題にされている高校教師によって皆様と出会えているのだ。
成すがまま。。。成されるがまま。。感謝感謝だ。(ペコリ)
また、色々と時に思い出してみたいと思う。
おやすみなり~
見た事がない方もいるのでは?手首に革の紐が巻いている。
これもボクのアイデアだが、これはまだ、撮影が始まる前。
レコードのジャケットだけを撮影しに行き。。
石原興さん(当時カメラマン)に写してもらった。
着物を変えた方の静のものが哀しみ色の。。のジャケットになっている。これは、ボツ写真。
又、ジャケットのもの含めて本編では着物も使われていない。
本放送。このショットがテレビの組紐屋の竜初ショットだ!
白馬で登場からが。。。テレビでの初出陣カット!
この前に、舞台での竜もある。。。何れ(笑)
当時の新聞記事!!既に二刀流などと書かれていた。
この時は、、まだシンガーソングライターイメージの方が
世間では強かったのだが。。
竜のヒットにより。。ボクの人生は大きく変わる事になった。